ビルの倉庫はどこも満杯の原因はどこにあるのでしょうか?

ビルの倉庫は不足ぎみ?

企業活動において書類、商品、道具等を保管する適正なスペースの倉庫は必要不可欠です。ビルの竣工時点ではまだ占有者(賃貸人等)が確定していないという理由もありますが、どうも利益率の低い倉庫はスペースを抑えて設計する傾向にあるようです。従ってビルの占有者が定まり、日常業務がはじまると必ずと言っていいほど、書類や物品の入った段ボールが倉庫以外の廊下、階段、執務室等々に置かれていきます。こんな光景は竣工直後のビルではよく見られます。倉庫の増設が必要となります。

倉庫の増設の前に行うことは何?

ビル内において、書類や物品の入った段ボールが倉庫以外の廊下、階段、執務室等々に置かれることはビルの防災・防火の点から好ましくなく、消防法違反さえ言えます。この状況を打開すべく倉庫を増設することは必要ですが、その前に倉庫の管理者を中心として(1)倉庫内には何が収納されるか?(2)どのくらい量の収納物があるのか?(3)収納物は適正に廃棄されているか?(4)廃棄の基準は定めているか?(5)倉庫内には適正な棚等が設置されているか?(6)倉庫内は整理整頓されているか?などの現状を把握しなければなりません。いくら倉庫を新たに増設しても適正に整理整頓を心掛け、廃棄していかない限り、いずれ満杯となることは明らかです。

保管物の廃棄基準と倉庫の整理整頓を常にこころがけよ

ビル内において廊下、階段、執務室から書類や物品の入った段ボールを一掃するには、管理責任者を中心とし「保管物の廃棄基準書」作成し、その上で必要な収納スペース、棚類の検討を行います。ビルなの竣工時点では占有者が確定していませんので、保管物・収納物の量を把握することが難しいので、占有者は企業活動を実施していく段階でこのことを自ら検討し、定める必要があります。倉庫の増設には建築基準法や消防法が関係しますので増設は建築の専門家に依頼しましょう。廃棄基準もでき、棚類が備えられた倉庫が増設されたら、残りは運用です。廃棄基準に従い、整理整頓を徹底しましょう。廊下、階段、執務室から段ボールが消える日も近いですよ。

物流に関連する会社には、宅配便やメール便などで有名な企業も含まれています。これらの企業は、個人客からの取り扱いよりも、企業からの輸送依頼のほうが収益のほとんどを占めています。